11月2日 日本テレビで放送された世界一受けたい授業で「ざんねんないきもの辞典」が紹介されましたね。この本、僕も書店で気になって買ってみたんですけど、ホントに大人でも面白いと感じる本です。
動物が好きな人、雑学が好きな人はきっとハマると思いますのでぜひおすすめですよ♪
目次
世界一受けたい授業で「ざんねんな生き物辞典」の著者が登場!
今回はざんねんな生き物辞典の著者である丸山貴史先生が出演されました。この方の簡単なプロフィールを紹介しておきますね。
1971年、東京生まれ。
法政大学卒業後、ネイチャー・プロ編集室勤務を経て、
ネゲブ砂漠にてハイラックスの調査に従事。
現在は、図鑑の編集・執筆・校閲などを行っている。
『世界珍獣図鑑』『コウモリ観察ブック』の編集や、 『プチペディアブック にほんの昆虫』『戦う恐竜大百科』の執筆などを担当。
わかりやすい説明でざんねんな生き物たちを愛嬌を交えて説明してくれましたね。動物の進化ってルーツを辿ると面白かったりします。身近にいる動物や昆虫に対してのみかたもちょっと変わったりして。
ざんねんないきものベスト10は!?
視聴者から寄せられた残念な生き物ベスト10が紹介されました。結果はこちら。
第10位 アンゴラウサギ
毛が多すぎて自分の毛を飲み込んでしまい、胃腸が詰まって死んでしまうことがある。
第9位 コイシガエル
天敵のタランチュラが現れると小石のように身体を丸めてガケから落下して身を守る。(数十メートル落下)
第8位 アードウルフ
ハイエナの仲間だけどアードウルフは歯がほとんどない。肉を食いちぎれないのでシロアリばかり食べている。
第7位 ドウケツエビ
カイロウドウケツという檻の中で一生を過ごす。外敵から身を守るためにカイロウドウケツの中に入って生活している。
第6位 オウサマペンギン
親から食べ物をもらいすぎて親よりも大きな体になる。
第5位 ダイオウサソリ
毒を持っているがミツバチくらいの毒しかない。暗いところで光を当てると光るけど何の意味もない。
第4位 ゲラダヒヒ
起こったときの顔が面白い。上唇がめくれ上がって歯茎が丸見え。
第3位 コアリクイ
威嚇のときのポーズが全然怖くない。というかめちゃくちゃ可愛い。
第2位 キリン
鼻でしか息ができなキリンは長い舌をつかって鼻くそをほじる。鼻くそが詰まると窒息してしまう。
第1位 サバンナモンキー
金玉の色が鮮やかなブルー。青ければ青いほど偉い。
「ざんねんな生き物辞典」のシリーズが面白い!
ざんねんな生き物シリーズですが、僕が買ったのはこちらの2冊。「なんでそんな進化をしちゃったの?」とツッコミをいれたくなる動物や昆虫、魚などのネタが盛りだくさんに書かれています。
【ざんねんないきもの辞典】
【続ざんねんないきもの辞典】
僕は最初「ざんねんないきもの辞典」を購入して、おもしろかったので続編も買ってみました。内容がすごくわかりやすいことばで説明されているので、子供でも楽しく読むことができると思います。
では、個人的にツボだったエピソードをいくつか紹介しておきますね。
蚊は血なんかすいたくない
え、ゴキブリと並んで人間の宿敵である「カ」。血をすった挙句にそこを痒くしていくというムカつくやつですが、ホントはスイたくないなんてどういうこと!?
実はカは普段、花の蜜や樹液などを主食としているんだそうです。でも、産卵の時期になるとメスだけが血を吸いに来ます。なのでずっと血を欲しているわけではないんですね。
しかも、オスの蚊に至っては完全に冤罪というわけです(笑)これには驚きました。
サバンナモンキーの金玉はスカイブルー
番組の中でも紹介されましたが、男の子が喜びそうなネタですね。いや、大人にとっても面白いです。だってスカイブルーですよ(笑)
金玉の色がスカイブルーなのはメスの気を引くため。青ければ青いほど魅力的なオスなんだそうです。人間でもこの青を見るとなぜか元気が湧いてくるという人もいるから不思議です。動物園にいったら凝視してみてください(笑)
スローロリスは動きがスローすぎて虫にも気づいてもらえない
これ、めちゃ面白かったです。スローロリスって動物園にいくと夜行性の動物部屋にいますよね。この子達確かに動きがめちゃくちゃ遅いんですけど、おそすぎるあまり虫も移動に気づかないんだとか。
虫たちはおそすぎる動きが逆に風景にようにみえるので区別ができません。なので簡単に虫を捕まえることができるんですね。でも、大弱点なのは狙われる側になった場合にめちゃくちゃよわいということ。温度を感知できるニシキヘビなどにはバレバレなのでヤバイみたいです。ガンバレ、スローロリス!
まとめ
ということで、今回は世界一受けたい授業で紹介されたざんねんないきもの辞典についてお話しました。これはネタになるし、ためにもなる本ですのでぜひ読んでみてくださいね(^^)
では最後まで読んでいただきありがとうございました。