今回の衆院選で希望の党は、前評判からすると惨敗という方になってしまいましたね。
で、池上彰さんの選挙速報番組でインタビューに応えた小池百合子都知事。「都政と国政、2足のわらじは難しいのでは?」という池上さんの問いに対して、「今は私が代表ですが、このあと選挙の結果を踏まえ、国政による運営としていきたい」と答えました。
え、これって代表を辞任するってこと?
池上さんからの確信をつく質問が続きます。「それはつまり代表を下りる、ということも考えられるのでしょうか?」
この質問に対して、松井大阪府知事の例を出して「維新の会は国会の片山虎之助議員を代表としてうまく府政と連携しています」と答えていましたので、
なるほど・・・小池さん。そういうことなんですね。辞めちゃうんですね、という理解になりました。
いつもは余裕のある小池さんも、今回のインタビューではかなり選挙の結果にこたえていたようです。
というのも、インタビュー冒頭で池上さんからこんな質問がありました。
池上彰「パリではボンジュールの時間でしょうか?」
ジョーク交じりの池上さんからの救い船のようにも感じましたが、小池都知事は「はい。」のひとことのみ・・・。
あまりのリアクションのなさに池上さんも「かなり神妙な顔をしてらっしゃいますね。」と突っ込みました。
かなり返答が硬かったのは印象的でしたね。
出馬すれば「もう都政から手を引くのか!」
と言われたでしょうし、
出馬しなければ「党を立ち上げた本人が出馬しないなんて!」
と批判を浴び、今回の結果になってしまいました。
どちらにしても、希望の党を立ち上げた時点で、小池さん自身の印象ダウンは積んでしまっていた、ということなんでしょうか。